Things to Do

根室でしかできないDEEPなこと

根室のゲストハウスが伝える、旅人に教えたいスポット。

#海鮮グルメ #ローカルフード #根室の魅力

旅をする上で欠かせないのが、食。おいしい料理はもちろんのこと、地元の人と出会えたり、地元の食材を気軽に味わえたりすると、旅の満足度をより感じられるものです。根室でゲストハウス「ネムロマン」を営む村田亜依子さんとマイケルさんが教えてくれたのは、おいしいだけではない、根室ならではの人のあたたかさと食の豊かさ、まちとの距離の近さまで感じられる、根室ならではの飲食店。旅の途中でぜひ立ち寄りたいスポットを教えてもらいました。
※記事の内容は2025年時点の情報になります

魅力あふれる根室で、旅人とまちを繋ぐ

ゲストハウスネムロマンを営む、村田亜依子さんとマイケルさん。亜依子さんは根室出身。地元の魅力を発信したいという思いから、「根室がもっと好きになる」をコンセプトに、2020年にゲストハウスをオープンさせました。

一方、アメリカで生まれ育ったマイケルさんが根室を初めて訪れたのは、大学生の時。大学の授業で根室について調べたことをきっかけに、旅行で足を運んだそうです。「初めて訪れたのは冬で、とても静かでゆっくりとした時間が流れるまちだなと感じました。それから、まちの人がみんなやさしくて。泊まった宿のオーナーさんが市内のおすすめの場所をあちこち案内してくれて、とても楽しかったことを覚えています」。その後、根室を何度も訪れるようになったマイケルさん。ヘルパースタッフとしてネムロマンに滞在したことをきっかけに亜依子さんと出会い、2023年に結婚。現在は英語教師として働きながら、根室で暮らしています。

マイケルさんに根室の魅力を尋ねると、「魚が本当においしいです!」との答。「それまで魚は生臭いイメージを持っていたのですが、根室の魚は新鮮で全然違います。刺身や寿司はもちろんですが、ババガレイの煮付けがお気に入りですね。それから沖塩さんま!」。沖塩サンマとは、船上で水揚げしたばかりのサンマに塩をまぶしたものだそう。「鮮度の良いサンマに塩をふると、味わいがまったく違うんです。居酒屋ではあまり見かけなくて、漁師さんから直接譲ってもらって食べるもの。地元ならではの特権かもしれませんね」と、亜依子さんも話します。根室ならではの魚料理はほかにもあります。「イカの肝漬けです。塩辛に使うような内臓部分に、イカの刺身を付けて食べるんです。新鮮なイカが手に入るからこその食べ方です」。

▶ババガレイの煮付け(写真右)と、沖塩サンマ(写真左) (写真提供/ネムロマン)

 

亜依子さんが教えてくれた根室の魅力は、まちの人々の深い関係性です。「母が喫茶店を営んでいて、もう50年間になるんです。常連さんとは半世紀の付き合いで、もはや親戚のような関係。毎日たわいのない会話をしたり、漁師さんからのおすそ分けがあればみんなで分け合ったり。助け合いながら暮らしているんです。地方ならではの、もちつもたれつの関係性ですね」。そう笑顔で話してくれました。

▶常連客で埋まる、まちの居酒屋のカウンター。根室の日常の景色です。

旅人とまちを繋ぐ拠点としてあり続ける、ネムロマン。2人の話を聞くうちに、根室というまちをもっと深く旅してみたくなりました。

Spot 1. 鳥っこ

居酒屋が立ち並ぶ広小路商店街。赤い提灯が揺れる鳥っこは、老舗の焼き鳥屋です。

現在、店を切り盛りしている松宮さんは2代目です。店を引き継いだのは、1988年のこと。地元の人々に愛されながら、今日まで店を続けてきました。「カウンターのある店が好きなんです。お客さんとの距離が近いからこそ、いろいろな情報を共有できるでしょう?そうして、自分では経験できない話を聞けるのが醍醐味。うちは、お客さんがいてこそ続けてこられた店なんです」。そう笑顔で語ります。

店で一から仕込む焼き鳥は、炭火で香ばしく焼き上げる自慢の逸品です。「ほかの食材を焼くと焼き鳥の味に影響が出るので、串ものは鶏に絞っています」というこだわりも。注文が入ってから一本ずつ丁寧に焼き上げます。日替わりのサイドメニューと共に、酒も進む味わいです。

▶カウンターとテーブル席があります。

▶店の外に吊るされた、赤い提灯が目印です。

この日もオープンと共に客が次々と訪れ、カウンターはすぐに満席に。焼き鳥とビールを片手に、仲間同士の会話はもちろん、松宮さんとのやりとりにも花が咲いていました。香ばしい炭火の香りと人々の笑い声が満ちる鳥っこ。ここは、地域にとってなくてはならない場所の一つです。

 

【ネムロマンのイチオシポイント】

「とにかくアットホーム。時には『これ食べてみなさい』と一品サービスしてくれることも。常連客も多くいて居心地が良いので、ついつい長居してしまいます。」

Information

インフォメーション

鳥っこ

根室市梅ケ枝町1丁目13-13
TEL.0153-24-3777
営業時間/17:00~22:00
定休日/日曜、祝日

Spot 2. ねむろお魚食堂

居酒屋も良いけれど、時にはランチで気軽に根室の海鮮を楽しみたい。そんな時に訪れたいのが、ねむろお魚食堂です。

店主の吉田春輝さんは根室出身。飲食店を始めたきっかけは、宿を営む父からのアドバイスだったと言います。「『観光で訪れた人が、昼間に海産物を食べられるようなところがあったらうれしい』と言われて。喫茶店や居酒屋は充実しているのですが、ランチで海産物を出しているお店は少なかったんです。それで初めてみようと」。こうして2023年に、ねむろお魚食堂をオープン。日中から海産物を楽しめる店として、観光客や出張中のビジネスマンも多く訪れています。

▶広々とした店内。テーブル席のほか、バーのようなカウンター席もあります。

▶店はまちなかにあります。

看板メニューは、その日に手に入った魚を提供する「お魚定食」。サメガレイは煮付けに、チカは天ぷらに…と、1年をとおしてさまざまな魚料理を提供。根室産の魚を中心に、年間で約10種類の魚が登場するそう。プラス料金で味噌汁を花咲ガニの鉄砲汁に変更できるのも、うれしいところです。

さらに、「刺身三点盛り」や卓上で焼く「炙り焼き」など、一品もののメニューも豊富。最近では、隣町である別海町のブランド牛「たんぽぽ牛」を使った料理も増えていると言います。

▶一品メニューでおすすめの「たんぽぽ牛のローストサラダ」と「まあるい焼き餃子」。バリエーション豊富で、目移りしてしまいます。

▶「お魚定食」は、サラダや小鉢も付いたお得な定食セット。

「父は料理人でもあるんです。教えてもらっていたら、どんどんレパートリーが増えていって。ここは空気や水がおいしいし、何より食材が本当に良い。この食材たちの力を借りながら、続けていきたいです」。地元が誇る食材を、これからも多くの人へ届けていきます。

 

【ネムロマンのイチオシポイント】

「定食を出してくれているのがうれしいところ。お酒を飲まない人でも気軽に魚を食べられるので、よくおすすめしています。」

Information

インフォメーション

ねむろお魚食堂

根室市常盤町3丁目6−3
TEL.0153-27-1700
営業時間/11:00~14:00、17:00~21:00
定休日/月曜

Spot 3. あんくる&チボリ

根室の洋食レストラン「あんくる&チボリ」。地元産の食材を生かした創作料理が揃い、根室の風土をじっくりと噛みしめることができます。

海のまち・根室を感じさせる一皿として人気なのが「花咲ガニのクリームパスタ」。鮮やかな花咲ガニが贅沢に盛り付けられ、ひと口頬張れば濃厚な甘みが口いっぱいに広がります。そのほかにも、地元で獲れた旬の魚介の炭火焼きや昆布の唐揚げなど、多彩なメニューが並び、思わず目移りしてしまいます。

▶店内にはカウンターと小上がりがあり、カウンターからは調理風景を見ることが出来ます。

▶かわいらしいイラストと鮮やかなオレンジの看板が目印。

また、さまざまなエゾ鹿料理が味わえるのも、この店ならではの魅力。炭火焼きやステーキに加え、ほかではなかなか味わえない鹿肉のエスカロップも提供しています。赤身が中心で脂肪が少ない鹿肉のカツは、旨味がしっかりと感じられる味わい。柔らかくしっとりとした食感で、サクサクの衣とも相性抜群です。オリジナルのデミグラスソースが、さらにおいしさを引き立てます。

地元の恵みを洋食スタイルで味わう、あんくる&チボリ。根室の風土と食文化を、じっくりと堪能できる一軒です。

 

【ネムロマンのイチオシポイント】

「鹿肉のローストビーフやカニのピザなど、根室らしい食材を食べられる店。洋食がメインなので、海外からの旅行客の方にもおすすめです。」

Information

インフォメーション

あんくる&チボリ

根室市緑町2丁目28-28
TEL.0153-23-5523
営業時間/17:00~22:00(L.O.)
定休日/不定休

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