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根室でしかできないDEEPなこと

根室ならではの景色を捉えて。絶好のフォトスポット。

#フォトスポット #岬巡り #春国岱

動物たちのふとした表情。限られた季節に咲く可憐な草花。言葉を失う程の、圧倒的な大自然。思わずカメラを向けたくなる景色が、根室のあちこちに広がっています。根室の雄大な自然の風景やそこで暮らす動物たちを写真や動画で発信している片山貴夫さんに、おすすめのフォトスポットを教えてもらいました。
※掲載している写真はすべて、片山さんの提供です
※記事の内容は2025年時点の情報になります

日々変化する根室の自然を、写真に収めて

2023年9月、地域おこし協力隊として根室へ移住した片山貴夫さん。根室を選んだ理由は、ここにしかない自然でした。「旭川で生まれてずっと北海道で暮らしてきましたが、根室の植生や生態系はほかの地域と異なっていて。根室に入ると周りの景色がガラリと変わって、とても魅力的でした」。2019年に趣味で始めたカメラの経験を活かし、根室の風景や野生動物を写真や動画で撮影。地域の魅力を積極的に発信しています。

元々アウトドアが好きだった片山さん。旅先での感動を誰かと共有したいという思いから、撮影を始めました。レンズを通して自然と向き合う中で、その美しさに何度も心を奪われてきたと言います。「根室には何度も訪れていましたが、暮らし始めてから知った景色がたくさんあります。撮影のためにずっと眺めていると景色が連続的に変わって、毎日のように新たな発見がある。こんな景色があるんだなあ、と何度も感動します。自分にとって大きな喜びです」。

また、根室ならではの地形だからこそ、撮影できる構図もあるそう。「崖や丘で高低差があるので、それを活かして独自の表現や世界観を生み出すことができるんです。朝日も撮影しやすいですね。根室は日の出が早く、海辺や草原など遮るものがないスポットが多いので、とても美しく撮影できます」。そう言って見せてくれたのは、朝日をバックにした鹿の写真。燃えるように真っ赤な朝日が印象的な一枚です。「野生動物と一緒に目を覚ますような感覚で撮影しました。根室らしさが詰まっていてお気に入りです」。

自然と向き合う中で、新たな発見もありました。「根室の豊かな生態系を間近で観察していると、命の循環を感じます。季節ごとに訪れる渡り鳥や、海にいる多様な生物など、穏やかな時間の中で希少な瞬間に出合えるのは、大きな魅力です」。レンズ越しに伝わる、動物の息遣いや命のやり取り。ただ美しいだけではない、ありのままの自然を、片山さんはここで感じ取っています。

ほかの土地でも出合える動物だとしても、この自然の中でしか見られない姿がある。そしてそれが、根室らしい景色を作り出す。片山さんの写真が、教えてくれました。

Spot 1. 春国岱

根室半島の付け根に位置する春国岱。さまざまな自然環境が凝縮したこの場所では、バラエティ豊かな植物と生きものに出合うことができます。空を飛び交う野鳥たち、ひょっこりと姿を現すキタキツネ、鮮やかなハマナスの群生…。手付かずの自然が見せてくれる貴重な景色は、その瞬間だけのもの。木道をゆっくりと歩きながら、すみずみまで目を凝らして。

【片山さんのイチオシポイント】

「春国岱は有名な場所だと思いますが、同じ場所でも、時間や四季によってガラリと景色が変わるんです。これは夜に天の川を撮影した1枚ですが、水面に星が反射して、普段と違う表情を見ることができました。この瞬間にしか見られない景色なんだと思うと、とても貴重だなと感じます」。

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春国岱

根室市春国岱

Spot 2. 温根沼

アイヌ語で「大きな沼」を意味する温根沼は、エゾマツの森に囲まれた、根室湾に繋がる汽水湖です。温根沼大橋から広大な自然を収めるのはもちろんのこと、水面に橋が映し出された景色もまた、美しい眺め。季節や時間帯によって、さまざまな表情を見せてくれます。橋の側には駐車場もあるため、車を停めて絶景スポットを探しましょう。

【片山さんのイチオシポイント】

「流氷とタンチョウを収めることができた、北海道らしい1枚です。タンチョウはほかの地域でも出合えますが、流氷と一緒に観察できるスポットは珍しいと思います。流氷が湾の中に流れ込んでいた上に、波が立たないので、神秘的な写真が撮れました」。

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温根沼

根室市温根沼

Spot 3. 落石岬

太平洋に細長く突き出した落石岬。荒波が打ちつけるダイナミックな景色もさることながら、周辺に広がった森もまた見どころ。葉の隙間から差す日差しが、地面に生えるコケやシダ植物を照らし、幻想的な景色を生み出します。春から夏にかけては、天然記念物のサカイツツジや、白く可憐なミズバショウといった草花も一緒に楽しめます。

【片山さんのイチオシポイント】

「フットパス周辺にある、森の林道で撮影しました。音が吸収されて、とても静かなんです。立ち並んでいる木に遮られて、風も一切入ってこなくて。物語の中のような世界だなと感じました。邪魔するものがなくて、自然とまっすぐ向き合える。何時間でもいたいと思ってしまうくらいです」。

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落石岬

根室市落石西
※おちいし岬フットパスでは、木道外への立ち入りは禁止されています。

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